野村克也『超二流 天才に勝つ一芸の極め方』

【本の紹介】

野村克也『超二流 天才に勝つ一芸の極め方』

 

 

たまには書評をば。

凡人を自称する同氏による「天才に勝つ」方法論である。

私がこの本で特に心に残ったのは次のところ。

「読者の皆さんの中にも,仕事でいい評価をもらえずにストレスを溜めている人がいるかもしれない。もちろん理不尽な理由で評価されないこともあるだろう。だが,それでも「腐ったら終わり」である

 他人の評価は真の自分の姿を映し出す鏡だと思って,謙虚に仕事に取り組むことを忘れてはいけない。そうすれば,いつか必ずきちんと見てくれる人があらわれて,評価を得られる日が来る。ただ,もし腐って投げやりになってしまえば,上司や周囲からの評価はますます悪くなる一方だし,それが上向くことも永遠にない。

 もしも自分が自分で思っているだけの評価が受けられないと感じているならば,それは甘えが生まれている自分に対する警鐘だと思うべきだ。「謙虚になれよ」と。そこで踏ん張れば,本物の力が必ずついてくる。そして,見ている人からきちんと評価されるようになるはずだ。」(同署83頁)

沁みますね。弁護士という業界にいると,本当に頭のいい人,天才を見ます。いかに自分が凡人であるか思い知らされるわけです。

凡人の弁護士堀尾,腐らず,頑張ります。